事業内容日置市生ゴミ再生堆肥『よかんど...

食品ロスから作られた
環境にやさしい有機堆肥

『良かん土(よかんど)』=『良い土』

日々排出される食べ残しや売れ残りの食品(食品ロス)をリサイクルして作られた環境にやさしい有機堆肥。年間350トンものCO2排出削減を達成しています。

当社が取り扱う廃棄物の中のひとつである「食品ロス」。通常は焼却処分するところ、当社は有効活用する方法として堆肥化を試み、約10年の研究の末、好気性の微生物群が豊富に含まれる環境にやさしい有機堆肥『よかんど』の開発に至りました。

『よかんど』の取り組みを実用化すべく、「可燃ごみ焼却施設の負担軽減、およびリサイクル率を向上させる事業」として地元日置市に提案。採択され、業務委託契約に至りました。
自治体と提携して食品ロスを効率的に回収→有機堆肥『よかんど』を生成・販売→提携農家により栽培された農作物を消費者に提供・・・このリサイクルループを『よかんどシステム』としています。

日置市の一般家庭の生ゴミ収集

各家庭で分別した生ごみは
ゴミステーションの専用の容器へ

■24時間365日利用可能
■130の自治会 12,650世帯が加入
■80t/月の生ごみを処理
■容器に入っている竹チップの作用で
 雑菌の繁殖による悪臭が抑えられる

食品ロスを焼却処理をしないことから化石燃料の消費がおさえられ、年間350トンのCO2排出削減に至った『よかんどシステム』。食品ロスの問題を解決し、循環型で環境に優しい持続可能な開発目標(SDGs)に沿った取り組みとして、地域に定着しています。

加えてこの取り組みが評価され「環境大臣賞受賞」「2022年度グッドデザイン賞」「南日本文化賞」を拝受しました。今後も我々の使命としてさらなる環境保全に取り組んで参ります。

有機JAS資材リスト
登録証
環境大臣賞受賞
 
南日本文化賞
 
2022年度
グッドデザイン賞
「よかんど」を使用して栽培した農作物は「よかんどそだち」として販売されています。
有機堆肥「aよかんど」の完成に伴い、日置市飯牟礼に自社農園「よかんどファーム」をつくりました。「よかんど」を混ぜた土の中で育った、さつま芋・ネギ・ブロッコリー・米などの「よかんどそだち」は品質も味もひと味違うとのお声をいただいています。

『よかんど!』を継続的にご利用いただいくことになった生産者さんは『よかんどクラブ』の会員として認定され、情報交換やイベント出展等、様々な活動で連携をとっています。
私達と共に日置の未来を考えて活動してくださっている頼もしい仲間です。

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